ポルトガル旅行記 Vol.2 リスボン編
さて、リスボンにやってきました。リスボンはポルトガルの首都であり同国最大の都市。前日宿泊したホテルがあるオリエンテ駅周辺はとてもモダンでどちらかと言うとビジネス街に近い街並みで、想像しているリスボンのイメージとは、ちと違う雰囲気。
ホテルからオリエンテ(oriente)駅まで歩き、まずはそこからメトロで市内中心部へ
ポルトガルらしいアズレージョ(装飾タイル)で彩られたオシャレな駅
リスボンのメトロ事情
リスボンはある程度、地下鉄網があって、空港から旧市街の中心部まで乗換があるけど、3,40分程で行けます。時間も正確で数分おきに電車は走ってます。Alameda駅で緑ラインへ乗り換えましょう。中心部はRossio駅や、Baxia-Chaido駅あたりです。
下記が、地下鉄マップです。マップをクリックでメトロ公式サイトのPDFに飛びます。
こちらのアプリもとても便利で重宝しました
結構、世界中いろんな都市の路線図をカバーしていて、事前にダウンロードすることでオフラインでも利用可能で便利。あとはぜひ、Google Mapもオフラインで使えるように地図をDLしておきましょう。
切符は券売機か窓口で購入できます。日本のSuicaやICOCAのように、チャージして繰り返し利用するプリペイドタイプ。
- 発行料:0.5€(帰ってこない)
- チャージ(Zapping):3.0€〜
- 運賃:1.25€〜(チャージなしの1回運賃は1.5€)
- 24h乗り放題(メトロ・トラム・バス):6.0€
- 詳しくはこちらの公式サイト をご参照ください
※2017年9月現在の価格
さて、やって参りましたリスボンの旧市街
リスボンの街は起伏に冨んでいて7つの丘の街とも呼ばれている。街の中心部、バイシャ地区(低地という意味らしい)こそ、平坦ではるものの、オレンジ屋根が広がる下町、アルファマ地区や、その反対にあるおしゃれなバイロ・アルト地区へ行くにはかなり坂道を登ったり下ったりすることになる。
ヨーロッパの街を散策するときは、メトロやバスに乗って移動もできるんですが、僕はとにかくたくさんの景色を見たいので、可能な限りとにかく街を歩き倒す。それに歩いているからこそ、出会える景色や美味しいもの、人との出逢いなどがあったりするもんですよね。
ということで、今回は歩き廻ったバイシャ地区、アルファマ地区、バイロ・アルト地区で出逢ったリスボンらしい風景を紹介していきます。
歩き倒すと、リスボンの風景が見えてくる
まずは中心部のバイシャ地区
ここには、たくさんのレストランやカフェ、ショップやブティックが立ち並んで人通りも多く、いつもとても賑わっているエリア。
この上の写真を見て旅好きの人はお気づきかもしれませんが、ポルトガルではあのトゥクトゥクが街を走ってる!トゥクトゥクと言えば、東南アジアや南アジアでよく目にする乗り物だけど、最近ではこっちでも流行ってるみたい。たしかに、全般的に道が狭いヨーロッパの方がトゥクトゥクが向いてる気がする。こっちで見ると、随分オシャレに見えるから不思議w
各広場から碁盤の目状に広がるストリート
リスボン名物のサンタ・ジェスタのエレベーターに乗れば、景色を楽しめるだけでなく、高台のバイロ・アルト地区にもいくことができます。たしか5€で長蛇の列に並ぶのでパスしました。
港に向かって歩けば、とても大きな広場にたどり着きます。こちらがコルメシオ広場。別名”貿易広場”や”宮殿広場”とも呼ばれていて、その昔の大航海時代の勢いをなんとなく感じられる華やかな広場。
ここからかのヴァスコ・ダ・ガマも大航海へ出たのかなと思うと、ロマンに溢れてるな。ちなみに、これはテージョ川という川で実際には海ではありません。すぐ先の大西洋に流れています。
さて、リスボンの街を歩いていると必ず目にする風物詩となっている乗り物があります。
1つはこちらのトラム(路面電車)
日本でも見る機会が少なくなってきましたが、リスボンやポルトはバリバリ現役です。
黄色・赤色のトラムは一般用、緑はツアー用みたいに色分けされている。トレードマークの黄色もクラシックな赤色もかわいい。狭い道を威風堂々と駆け抜ける。
アルファマ地区へ続く、28Eルートは旅行者にも大人気の鉄板ルートなので、いつも満員です。スリには十分、ご注意下さい。
そして、もう1つはケーブルカー
トゥクトゥクもケーブルカーもどちらも坂道が多いリスボンの街で市民の大事な足になっている。バイロ・アルト地区へ続くこのビッカ線はよく絵葉書などにもなる風景。
ポルトガルに限ったことじゃないけど、とにかく落書きが多いw せめてトラムはやめようよ。
このように、街を歩いていると坂道の多いリスボンらしい乗り物を街の至るところで目にすることができます。また坂道がとてもとてもいい運動に。。笑
アルファマ地区という下町情緒のある場所へ行くとより一層、坂の町であることを実感できます。
オレンジ屋根が並ぶリスボンの原風景的な景色が広がる
アルファマ地区と平地を挟んで、反対側にある坂の上の町がバイロ・アルト地区
ここもまた他の地区とは違った雰囲気があって、小粋なブティック店やカフェ、レストラン、パブやバーがたくさんあって町歩きがとても楽しい場所。アズレージョで装飾されたかわいらしい街並みも素敵。
バイロ・アルト地区ならではの高台から望む風景がなんとも美しい。向こう側には、アルファマ地区のサン・ジョルジェ城が見える。
ちなみに、今回リスボン拠点となった宿はこのバイロ・アルト地区。町の中心となるロシオ駅からも比較的近く(ただし、強烈な階段が続くw)て最高だったので、最後に宿のご紹介をしてひとまず終わりにします。
いかがですかポルトガルの街並みは?
思ってたのと違うっていう声を良く聞きます。ヨーロッパの主要な街はほぼ歩き倒しましたが、その中でも自分の中では上位ランクなお気に入りの街です。街の至るところを走るトラムや坂道を走るケーブルカー、活気のある広場、アズレージョに彩られた建物…..どこを写真で撮っても絵になる風景で本当におすすめの街です。
リスボンで最強の宿泊施設
アパートメントタイプの宿でそれそれはもうオシャレ過ぎる。キッチンもフル装備(オーブンレンジもネスプレッソもトースターも瞬間湯沸かし器も何でも揃ってる)で言うことなし。スタッフもとても親切。チェックイン前に荷物も預かってくれます。そして何より、窓からの景色も最高!!
大手予約サイトBooking.comでの評価はなんと脅威の「9.7」
それでいて、料金もホテルに比べて圧倒的にリーズナブル!!次来ても絶対ここにする。
To be continued…
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