【シントラ&ロカ岬】リスボンから日帰りで行く世界遺産シントラ


ポルトガル旅行記 Vol.5 シントラ&ロカ岬編(前編)

ポルトガルの旅、3日目はリスボンから『シントラ』 +『 ロカ岬』へ日帰りトリップ。今回はリスボンからのアクセス方法やシントラのバス活用についてもご紹介します。

今回の旅の日程はこちら(クリックで開く)
1日目 関空 ⇒ パリ ⇒ リスボン(リスボン泊)
2日目 リスボン(リスボン泊)
3日目 リスボン ⇒ シントラ ⇒ ロカ岬 ⇒ リスボン(リスボン泊)
4日目 リスボン ⇒ オビドス ⇒ リスボン(リスボン泊)
5日目 リスボン ⇒ ポルト (ポルト泊)
6日目 ポルト (ポルト泊)
7日目 ポルト ⇒ アムステルダム ⇒ 
8日目 関空

シントラとロカ岬はポルトガルに来たら絶対に抑えたいスポット。シントラにあるいくつかの建築物や景観はUNESCOの世界遺産に登録されており、見応えもたっぷり。そして、ロカ岬と言えばユーラシア大陸最果ての地として有名な岬。これらのスポットへはリスボンから電車とバスを利用して、1日で訪れることが可能だよ。

ただし、下記に挙げるような各スポットは、上述のようにそれぞれ見応えがあるので、全て1日で行こうと思うとなかなか慌ただしくなると思う。出発前に、ある程度下調べをして効率良く廻れるようにしておいた方が良いので、そのあたりについてもご紹介していきます。

シントラ観光で訪れたい主なスポット
・ペーナ宮殿(カラフルなお城)
・ムーアの城跡(万里の長城風)
・レガイラ宮殿
・シントラ宮殿
・ロカ岬

まず、シントラの街まではリスボンから鉄道Rossio駅(メトロのRossio駅でない)から、電車で約40分。Google mapを使えば、経路検索で簡単に探すことができるので便利。

リスボンからシントラ駅へは鉄道で

Rossio駅で、“Bihete Train & Bus”というシントラ方面を含めた鉄道・バスに1日乗り放題のチケット(2017年現在、15ユーロ)を購入。尚、これには各スポットの入場料は含まれていない。

<Bihete Train & Busに含まれる料金>

・ロシオ駅⇔シントラ駅の往復鉄道
・シントラエリア周遊バス
・シントラ⇔ロカ岬⇔カスカイスのバス(403番)

シントラ観光後、ロカ岬まで行こうと思われている方は、8時〜9時台前半の電車には乗ったほうが良い

通勤タイムなRossio駅

通勤タイムなRossio駅

シントラ行きの列車

シントラ行きの列車

8:41発 「SINTRA」行

8:41発 「SINTRA」行

列車は自由席なので、座りたい人は少し早めに乗った方が良いかも。あと、車両の半分は強制的に後ろ向きなので、酔いやすい人はご注意。

シントラ駅

シントラ駅

車内のほとんどの人がここで降りるので、まず乗り過ごすことはないかな。

さて、ここからはシントラエリアを周遊しているバスに乗り換える。バス停は駅を出たところの道を右へ線路沿いへ戻るような形で進むとすぐ見つかる。

シントラ駅前のバス停

シントラ駅前のバス停

シントラ、エリアを観光するには、基本的に「434」「435」のバスを利用します。ペーナ宮殿やムーアの城跡など、各スポットを周回しているので、上手く乗りこなしましょう。

シントラ観光はバスを使いこなそう

いろんなブログ等の情報を汲み取ると、最も人気のあるペーナ宮殿がとても混雑するから一番最初に行くことをオススメされているので、まずは「434」のバスに乗り、ペーナ宮殿へ向かうことに。※実際、行ってみたら、皆最初にペーナ宮殿へ向かうので、実は朝一の方が混んでんじゃね?と思ったりもしましたが、難しいところです。

バスのルートや時刻表は下記の写真をご参考にしてみてください。

シントラ周辺バスマップ

シントラ周辺バスマップ

シントラ周辺バスルートマップ

シントラ周辺バスルートマップ

もしくは、このアプリをDLすれば、シントラ周辺のバスルートやシントラの観光ガイドをアプリで楽しむことができて便利!さすがに日本語はないが、英語で閲覧可能。

 

いざカラフルな夢の建造物、ペーナ宮殿へ!!

ペーナ宮殿は19世紀のロマン主義を象徴する建築でときの王フェルナンド2世に建築。おとぎ話のようなカラフルな外観が有名でシントラでも一番人気のあるスポットになっている。

ペーナ宮殿(NATIONAL PALACE OF PENA)
【アクセス】 シントラ駅から434のバスを利用
【営業時間】
・宮殿|09:45 -19:00(最終入場18:30)
・庭園|09:30 -20:00(最終入場19:00)
※〜10月28日までの夏季営業時間。最新の営業時間は下記HPにてご確認ください
【チケット】 大人14€/ハッピーアワー(9:30-10:30入場)大人13/その他コンビチケット有
【HP】こちら

シントラ駅からバスに乗ること15〜20分ほど山道をどんどんと登り、ペーナ宮殿の駐車場前までやってきた。駐車場にて、入場チケットを購入(大人*13ユーロ)。シントラエリアで他の入場料が必要な施設を訪れる予定の方は Combined ticketというコンビチケットのようなものがあり、例えばペーナ宮殿とムーア城の2箇所だと5%off、レガイア宮殿も含め3箇所なら6% offというチケット。下記の表をご参照ください。
*13€は早朝割引

コンビチケット料金

コンビチケット料金 シントラ観光局公式サイト参照

駐車場から、宮殿まではチケット入り口を入ってからも、結構急な坂道を5分10分歩きます。ここがきつい方は3ユーロでバスを利用することも可能。

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さて、ここまでは順調に進んできましたが、実はシントラの街へ向かっている途中から嫌な予感がしていた。リスボン市内を出たときは、完璧な青空だったのに、田舎の街を進むごとにどんどん雲行きが怪しくなってきた。。。

そして、ペーナ宮殿に到着時はこんな具合!!

霧に包まれたペーナ宮殿

霧に包まれたペーナ宮殿

 

はいっ、真っ白!

せっかくのカラフルな外観が濃霧で台無し。終いには雨まで降ってきたので、しばらく正門前の土産屋の二階にあるレストラン・カフェで待機。

待てど待てど、晴れる雰囲気がなかったので雨が止んだスキに諦めて見学を開始することに。

RE__MG_0718

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濃霧で廻りがほとんど見えない

濃霧で廻りがほとんど見えない

あぁ、真っ白だなぁと悲壮感漂いながらも、たまに目の前の霧が晴れると素敵な外観が現れてテンションが上がる上がる。

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ロマンに溢れた宮殿。いかにもドラクエにも出てきそうな建物。

とってもカラフルな宮殿

とってもカラフルな宮殿

宮殿内への入場には、長蛇の列を並ばないといけないのと、正直、豪勢な宮殿やお城の中はヨーロッパ中で大分見てきちゃったので、今回は入場はせずに、宮殿の外観だけを楽しみにやってきた。

宮殿内部への入場には行列覚悟

宮殿内部への入場には行列覚悟

 

それだけに、なんとか晴れてくれないかなぁと粘りに粘っていたら、奇跡が起きました!!

 

晴れてきた

晴れてきた

なんと、粘ったかいも有り、霧がどんどん晴れてきた!!

ついには、青空も見えるように!

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これぞ見たかった光景!カラフルな宮殿が一層引き立つ青空と光。

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RE__MG_0902

 

いやはや、感無量。

このまま真っ白な世界だったら、なんとも残念な感じで旅を進めるところだったので、最後に晴れてくれて良かった。さて、ペーナ宮殿の観光を終えたあとは、一旦シントラの街へ向かいランチを取ることに。

つづく


シントラ観光に便利な情報リンク
・シントラ公園公式HP:こちら ←役に立つ情報いっぱい(英語)

・ポルトガル鉄道HPはこちら (英語)

・シントラ観光に便利なAppはこちら

 

 

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