2016-12-28(2013年5月の旅記を更新)
まだ見ぬフランス発見!ワイン街道の旅 No.1
と題し、ワイン街道と呼ばれるフランスワインと縁の強い地方都市を巡って参りました。普段あまりワインを飲まない自分にとっては、結構ハードルの高い旅のテーマなのですが、こうしてあるテーマを設けてその地を訪れることで、ただただ通り過ぎるような場所でも訪れる意味が変わってきます。切っても切れない関係にあるフランスとワインという視点で、普通の観光ではなかなか行かないようなレアな街も登場するので、普通の観光が飽きてきた人の参考になれば幸いです。
- フランシュコンテ地方|ブザンソン、アルボワ
- ブルゴーニュ地方|ディジョン、ボーヌ
- ロレーヌ地方|ナンシー、ヴィッテル
- アルザス地方|ストラスブール、コルマール、リクヴィル、エギスハイム、カイゼルスベルク
スイスのバーゼルから入り、以下のフランスワインゆかりの地をおおよそ時計回りに巡って参りました。
今回の旅をgoogleのマイマップに落とし込んでみましたので、位置関係も含めぜひ旅のご参考にしてみてください。
マイマップの作り方はこちら
パリもモンサンミッシェルも南仏へも行かない
まさに”まだ見ぬフランス紀行”
今まで受けたフランスの印象とは全く異なり、小さいながらに美しくそして逞しくワインという産物から栄光を勝ち取ってきたそれぞれの村や街が本当に個性豊かで、新しい発見でした。
農業やワインで一世を風靡するフランシュコンテ地方や黄金のワイン地帯であるブルゴーニュ地方、ドイツの名残が残るアルザス地方など、どれもすごく素敵でオススメな街ばかりです。
それではまずは、旅のはじまりとなったフランシュコンテ地方の街からご紹介いたします。
フランシュコンテ地方
またの名をジュラ地区と呼ばれるこの地帯は、フランス東部のスイス・ドイツと国境を接するブルゴーニュ地方とアルザス地方の間に位置した地域を指し、ジュラ山脈や大小様々な湖や森に囲まれたネイチャーツーリズムのメッカとしても有名です。
今回訪れた小さな街、ブザンソンとアルボワをご紹介します。
ブザンソン
非常にコンパクトな城砦都市です。ヴォーバンという天才城砦建築士が建築した城砦がこの街を形成しています。この他、彼が築いた12か所の城砦や要塞が城塞群は世界遺産にも登録されております。そして、このブザンソンの城砦はその中でも最高傑作と言われております。
『レ・ミゼラブル』の著者でもあるヴィクトル・ユーゴーの生誕の地としても有名です。
崖の上に立つ城塞都市の眺め
フランス観光開発機構さまから拝借した上空からの様子
アルボワ
この小さな街は、なんといってもワインの産地としても有名でジュラワイン発祥の地ともされています。街の中心地には有名処のワインセラーや生産者のケーブがたくさん!
街自体は本当にこじんまりとして、1時間もあれば廻れてしまいます。
幻の黄色ワイン“ヴァンジョーヌ”
非常に有名なジュラワイン。その熟成の濃度からワインが黄色がかり黄色ワインとも称されるこの地域では有名な1本。お土産に1本どうぞ。
そして、旅は続きフランシュ・コンテからワインの黄金地帯ブルゴーニュ地方へと入っていきます。どこか素朴(すぎるかもw)な街がどんどん賑やかになっていきます。
フランス ワイン街道紀行のマップ
今回の旅の非常に参考となったフランスワインの入門書です。 普段ほとんどワインを飲まないですが、先輩に借りたこの本を片手に巡ると大分違った楽しさを見出すことができました。おすすめです。
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